思い出の味、母のコロッケ
昨日の定休日は、結局、掃除と料理をして過ごしました。
なんだ、今日は、ばあや出かけないのかしら・・・
「家政婦は見た」状態で終日店主を観察するパピさん
観察する(笑)
久しぶりにホットケーキ
ヨーグルトとメープルシロップ
そして、町田裕也さんから差し入れでいただいたじゃがいも「きたあかり」でコロッケを。
子供のころ、家のコロッケは、シーチキンコロッケだった。
普通のコロッケは、いつも行くお肉屋さんで買う。
家で作るときは、シーチキン。
「お母さん、今日の晩御飯なに?」
「シーチキンコロッケだよ」
「わーい♪」
そう、私はこのシーチキンコロッケが大好きだった。
母は、牛乳を入れてみたり、溶かしバターを入れてみたりといろいろ工夫をしていた。
子供だった私は、母が俵型にまとめたコロッケに小麦粉、溶き卵、パン粉と順番につける係だった。
シーチキンコロッケ
今朝、揚げました。
揚げていてふと気づいたことがあります。
あぁ、お母さんはきっと『カニクリームコロッケ』のつもりでこれを作っていたんじゃないか、と。
だからお肉じゃなくてシーチキン(カニ缶は高いからね)で、形は俵型なんだ、と。
きっと、どこかレストランで食べたときの味が忘れられなかったんだなぁ。
お母さん
今ごろ気づいたわ。
カニじゃなかったけど、私はこのシーチキンコロッケが今でも好きだよ。
母に敬意を表して、ソースはコロッケの下に。
ね、カニクリームコロッケみたいだね。
お供の豚汁も母の味。
お彼岸だからかなぁ、何だか懐かしいものが作りたくなった定休日でした。
そして、それらは今朝の店主の朝ごはんとなり、胃袋と心を満たしてくれました。
*コロツケのソースは、めんつゆ+マヨ+すりごま+オリーブオイル(少々)、和風感いっぱいでうまいよ
*器:町田裕也 伊羅保釉 7寸プレート、ゴブレット
胃袋と心が満たされた店主のケモノロスを満たしてくれるこちら
あ゛あぁぁ
あ~
すりすり~
ハグハグ~
外は本降りの雨
外に行きたいけど濡れるのはいやなみーちゃんの雨の日の定位置
少し開けてある窓から入る外の匂いに安心するようだ。
雨の中ご来店くださった皆さん、ありがとうございました。
カフェもやっていると思っていらっしゃった方もあり、失礼しました~。
「パンとひと皿二人展」
皆さまのご来店、お待ちしております、雨だけどねー(;’∀’)
足元気を付けてお越しください~