これにて閉店
最終日がやってきた。
気持ちが追い付いていないが、やってきた。
追いついていないから、ゴマをかけるところを間違えた(;’∀’)
たたきキュウリにかけたかったのにーー
青椒肉絲と高菜チャーハン、シイタケと酸っぱくなった白菜漬けのたまごスープ
パピさん
じゃ、
行ってくるよ
お気張りやす
へい
出迎えがあった
今日でボクノワタシノを定年退職する
みー部長
最後までお願いします
タッチ
どうしているかな?と気になっていたが、気持ちが通じたのか、
お別れすることができた。
たしか二度目に来店してくれた際、撮影に使ったスイーツを無理矢理食べてもらった記憶がある(店主、強引(;’∀’))
会えてよかった、元気で何より。
婚約者を突然の事故で亡くした彼女
前を向いて歩きだした。
それだけで、嬉しい。
去年、緊急事態宣言で店を閉めていた時
電話で問い合わせをしてくれたことがきっかけとなった彼女
「楽しい!うつわって楽しい!」
その一言が、嬉しい!
にゃんこをたくさん保護している彼女
彼女に教えてもらった生クリームのケーキがめちゃくちゃおいしいお店には結局行けずじまいだったが、そのお店のスイーツを持ってきてくれた。
うれしかったぁ
猫話に花が咲いて止まらない。
お疲れさまでした。
元気カラーの花束をいただいた。
毎日、ドキドキしながらお皿を洗ってくれているらしい(笑)
ブログからボクノワタシノを知り、応援してくれていた人
行けなかったけど感謝してますとわざわざ電話をくれた人
この前は、ゆっくり話ができなかったからと再訪してくれた人
たくさんの人とご縁ができ、その人の人生にちょっとだけお邪魔し
たくさんの気づきをもらい
たくさんの勇気をもらうことができた。
みなさん
ありがとうございました。
おかげさまで、笑って終わることが出来ました。
最後のお客さんを見送った後
みー部長を役職から解任し
ボクノワタシノは仕舞いとなりました。
オンラインショップから始まったボクノワタシノ。
この坂の途中にお店があることすら、知られていなかった6年前
お店に並べたうつわが
たくさんの人のお家にいき
料理をする人のモチベーションとなり
その料理と家族の会話に華を添えていたと
閉店することで知ることが出来た。
6年の間にSNSは全盛となり、誰でもいつでもどこでも手軽に情報を得ることができるようになった。
Instagramは、写真を愛でるものからコミュニケーションツールに進化し、その進化はまだ続いている。
コロナは、買い物の仕方を変えオンラインで何でも買える。
軽いんだ。
いろんなことが「軽い」と感じはじめ、私の中でこの「軽さ」への違和感がぬぐえなかった。
でも、
ボクノワタシノのお客さんは、決して軽くなかった。
愛に溢れていた。
それは私の誇りになった。
今まで、ボクノワタシノを支えてくださったすべての方に
心より感謝とお礼を申し上げます。
6年間、ありがとうございました。
オンラインショップ再開まで、少しお時間くださいね。
これにて、閉店。